まごころ学園の新築工事、まごころ寮の改修工事を終えて、新しくなった建物と事業内容を改めて地域の方たちにお知らせする必要があると考えていました。また、近年、職員の確保が難しい状況にあるため、私たちの職場の魅力をアピールし、人材確保に繋げたいとも考えていました。

シュッとしているなぁと思いました。東京で活躍されていた方はシュッとしているなぁと。お話しをしてみると物腰が柔らかく、感じの良い方だなぁと思いました。

パンフレットの作成を業務委託した経験がなかったので、どのように業務を進めればいいのかわからず悩んでいました。私が言いだしっぺなので、ありきたりな物で終わらすことはできないとプレッシャーを感じてもいました。吉田さんにとっても福祉施設のパンフレットを作るのは初めてだとおっしゃっていたこともあって。

打ち合わせの度に、吉田さんの良い物を作りたいという想いを感じていたので、私もそれに応えたいと、本来は逆なのかもしれませんが、そう思っていました。こちらの要望を聞くだけでなく、ご自分で調べられて考えられていろんなアイデアを提案して頂けたので、途中から出来上がりが楽しみになっていました。

完成まで５ヵ月程かかりました。就活をされている学生さんに何とか届けることができたのでホッとしました。提出されたデザイン案を確認、修正するということを何度も繰り返す中で、私たちから少し無茶な要望を言うこともありましたが、全て受け入れて頂きました。きっとご苦労されたと思っています。このことについては反省しております。

すごく良い物ができたと思っています。利用者さんも参加している点が一番の魅力と思っています。きっと、パンフレットを手にした方が、明るく、楽しそうといったイメージを持ってもらえると思います。利用者さん、職員、建物それぞれが輝いて見える、そんなパンフレットになったと。自慢のパンフレットです。

このパンフレットを通して、私たち新潟県中越福祉事務組合の魅力を発信していきたいと考えています。たくさんの方から目にして頂きたいです。そして、障害福祉に触れられる機会を少しでもたくさんの方に提供したいと思っています。